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メンバー紹介

奨学金帳消しプロジェクトには、現在30名ほどのメンバーがいます。

大学生・大学院生・社会人まで、さまざまな経歴を持つ20〜30代のメンバーが、それぞれのペースで活動しています。

​以下では、一部メンバーの声を紹介します。

25歳、事務職、借入額400万

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教員になるために進学し約400万を返済中。

プロジェクトでの役割:

メディア発信や奨学金の相談受付、プロジェクトの会議に参加などで活動に関わっています。

参加のきっかけ:

教員時代は体調不良で退職をせざるを得なくなり、死んで奨学金をチャラにするしかないと思ったことや、私と同じように奨学金なしでは進学できない生徒をたくさんみたことなど

​から、お金を借りなければ学ぶことができない現状に、疑問や怒りを持つようになりました。またアンケート調査の結果や相談で奨学金は自己責任ではなく、社会問題だと改めて実感しました。

 

プロジェクトで目指したいこと:

本来、奨学金は家庭環境や親の収入による格差や不平等を無くし、誰もが教育を平等に受けられるようにするものではないでしょうか。今の奨学金はほとんどが貸与型であり、ただの借金でしかありません。さらに、家族から保証人を出せなければ、保証会社を使うことになりさらにお金がかかります。生まれによって罰を課せられたようなものだと思います。

このプロジェクトで、誰もが平等に、お金の心配や負担がなく学べる社会を実現させたいと思っています。

37歳、編集者、借入額990万

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大学院博士課程までの990万円を返済中です。

プロジェクトでの役割:

フライヤーのデザインやメディア発信で活動に関わっています。

 

奨学金を借りた経緯:

10代の頃は、周囲の大人に言われるまま奨学金を借りました。前職で高校教員をしていた時も、進学指導の際に何の疑いもなく奨学金を生徒に勧めていました。

しかし転職後、コロナの影響で給与が減り、結婚を考えている相手にも債務のことは話せずにいます。借りた時には、奨学金が後の人生の選択肢に影響するとは想像もできませんでした。

 

プロジェクトで目指したいこと:

自身が奨学金に人生を制限されて初めて、教え子に奨学金を勧めたことへの罪悪感を覚え、教育に関する言論に触れたり、プロジェクトに関わったりする中で「そもそも個人の利益ではなく社会の利益に還元されるものである『教育』を、商品のようにローンで買わせるのはおかしい」と強く思うようにもなりました。

学んだ経験がその後の人生に影を落とすような社会の仕組みは変えるべきだと思います。

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